Delete
SQLのDELETE文はgenorm.Delete関数を用いて実行できます。
genorm.Delete関数で始まり、Do、DoCtxのいずれかで終わる必要がありますが、それ以外の順番は入れ替えても問題ありません。ただし、同一のメソッドチェーン内で2度OrderBy以外の同じメソッドを実行した場合、実行時にDo、DoCtxがクエリを実行せずにエラーを返します。
例
// DELETE FROM `users`
affectedRows, err = genorm.
Delete(orm.User()).
Do(db)
// DELETE FROM `users`
affectedRows, err = genorm.
Delete(orm.User()).
DoCtx(context.Background(), db)
// DELETE FROM `users` WHERE `id`={{uuid.New()}}
affectedRows, err = genorm.
Delete(orm.User()).
Where(genorm.EqLit(user.IDExpr, uuid.New())).
Do(db)
// DELETE FROM `users` ORDER BY `created_at` LIMIT 1
affectedRows, err = genorm.
Delete(orm.User()).
OrderBy(genorm.Desc, user.CreatedAt).
Limit(1).
Do(db)
Delete
DELETE文を発行するメソッドチェーンを開始する関数です。第1引数にCLIにより生成されたテーブルを受け取ります。DELETE文はJoinされたテーブルに対しては実行できないため、Joinされたテーブルは与えられません。
Where(optional)
DELETE文にWHERE句を設定します。第1引数にGo言語でのboolに対応するexpressionを受け取ります。
Do
クエリを実行し、メソッドチェーンを終了します。引数には*sql.DB/*sql.Txを含むgenorm.DBinterfaceを満たす値を受け取り、これを使用してクエリを実行します。
DoCtx
クエリを実行し、メソッドチェーンを終了します。第二引数には*sql.DB/*sql.Txを含むgenorm.DBinterfaceを満たす値を受け取り、これを使用してクエリを実行します。また、第一引数でcontext.Contextを受け取ります。contextがキャンセルされるとデータベースとのコネクションが解放され、無駄なコネクションの使用を防げます。